これからアフィリエイトやインターネットビジネスを始めたいと考えている方にとって、どんなサービスや商品を売り込むかの選択は極めて重要です。その選択要因は色々なものがありますが、今回はSEO対策のやり易さからみる選択法を御紹介します。
たとえば、あなたがラーメンかうどんの即席麺のどちらかを売らなければならないとします。もしかしたら、あなたはラーメンの方が好きで、売り込み易いと考えているかもしれません。しかしながら、インターネット検索でわかる通り、関連ページが少なくて競合率が低いのは後者のうどんです。加えて、ラーメンは検索エンジンの中でも極めて人気の高いキーワードなのです。
こうした場合、SEO対策をする上では圧倒的にうどんの方がし易いですし、競合者に勝てる確率も高くなるのは明らかに理解できるでしょう。
SEO対策以前にパソコンが苦手という人の失敗
学生にアンケートを取ったところ最近はパソコンよりもスマートフォンのようなタブレット端末を所有している人のほうが多いそうです。また、小学校では情報処理の授業があり、パソコンでホームページを実際に作る授業があるそうです。私が学生のころはワープロの授業だけでした。時代は変わったと感じます。そのうち学校でもSEO対策の授業がはじまるかもしれません。
このように若年層にはデジタルデバイスは生活の一部として当然のように浸透している一方、50代や60代では極端にパソコンが苦手という人と、うまく使いこなせている人の差が大きく情報格差が広がっています。パソコンが苦手な経営者や役職者は、ホームページの担当者をパソコンに詳しい部下にすべて任せてしまいますが、SEO対策ではそれが不幸の始まりといえます。
やってはいけないSEO対策
SEO対策の中には絶対にやってはいけないスパム行為があります。
それは、以前まではルール違反ではなかったことも、
アルゴリズムの進化によりいつの間にか不正とみなされることがありますので、
ぜひお気をつけください。
代表的な例としては、隠しテキストです。
一昔前のサイトでは、下部にまとめて関連キーワードが書かれているようなサイトが見られましたが、
これも現在は隠しテキストとみなされ、検索ランクの上位に入らず、
場合によっては検索してもヒットしないようになってしまいます。
サイズや配置や色を変えていて見えないものについては、
ペナルティを課される可能性もありますので、サイト作りには注意が必要です。
SEO対策、時代と共に現在は違反となっているものもあります。
常に新しい情報を手にしておく必要がありそうです。
SEOはまず先に良い情報を提供する事です
SEOはアクセスアップ、検索順位の向上といった考え方も出来ます。しかし基本はネットユーザーにより良い情報を提供するという考え方だと思います。インターネット利用者は情報を探す時、調べる時にインターネットを使っています。こういった利用者にとって使えるサイトを作れば自然なSEOになると思います。
希少価値の高い情報が豊富に提供されているサイトでも、サイト内のユーザビリティが悪ければ訪問者は違うサイトへ行くでしょう。サイト内のユーザビリティがよくてもコンテンツが薄ければ同じです。こうやって考えていくと自然な形でSEOを行う、または考える事が出来ます。
いきなりアクセスや検索順位を求めるのではなく、先にこちらから良い情報を訪問者へ提供しましょう。こちらのほうがSEO的にも成功しやすいです。資本のある大手サイトがサイトを開設した時を思い出してください。
まず先に企業側が、無料キャンペーンで多くのネットユーザーに大盤振る舞いしていました。アクセスアップや検索順位だけに目を向けるのではなく、先にこちらから良質な情報を提供してみてはいかがでしょうか。
SEOと相互リンクの効果
サイトを運営していると、「SEOのために相互リンクをしませんか」とか「すでにこちらからはリンクしました。そちらからもリンクください」といった売り込みのメールが届くことがあります。
たしかに、被リンクをたくさん受けることはSEO対策になりますが、果たして効果は見込めるのでしょうか。
極端な話をすると、この相互リンクは無意味に近いのです。
相互リンクがそれほどに効果があるなら、検索で上位にいるサイトはみんな相互リンクページを持っているかもしれません。しかし、現実はどうでしょうか。相互リンクなど持っていないサイトも上位に来ているのが現状です。
実は、相互リンクは依頼を受けた側にはメリットはありません。
何故なら、相互リンク依頼をしてくる方は「被リンクを増やしたいだけ」であって、相当たくさんの相手にリンク依頼をしているのです。100のリンク依頼で50が受けてくれたなら、リンク依頼をした方は50もの被リンクを只で手に入れたことになります。
一方、リンクをしてあげたあなたはどうでしょうか。被リンクが1増えただけです。しかも、「相互リンクページ」と名づけられた、どう見ても内容が無いページからのリンクです。
このような被リンクで、検索結果にプラスとなることはありません。
SNSを利用したSEO対策
近年、外部ツール以上に大切になってきているSEO対策があります。
それは、SNSでの対策です。
こうした対策はソーシャルメディアの最適化と言われ、最も注目されているSEO対策の一つだと言えます。
ソーシャルメディアの最適化が叫ばれるようになったのは、ネット社会の交流が極めて重要になってきたからに他なりません。
ネット上の噂は良いものにしろ悪いものにしろ、一度広がりを見せればあっという間にその情報で溢れてしまいます。
こうした情報の精査や統合というのは、基本的にSNSで行われている民間の交流に従事していることが多いですので、その中での活動がサイトの運営に大きく関わってくると言っても過言ではないのです。
SNSをネット運営の道具として見ている方は少ないかもしれませんが、こうしたものの最適化が今のネット社会にとって極めて大事なことなのだということを忘れてはいけません。