私がSEO対策で大切なことはなんですか?と問われたときの回答は、分析力だと答えます。SEO対策と分析は切り離せないことだと思います。SEOをサイトに施したことがある人ならわかると思いますが、SEO対策に正解はありません。そのため、サイトごとに対策を変えていく必要があります。変えていくためには、競合の分析から、運営サイトのキーワード分析、そして施したSEO対策に対して、運営サイトがどのような順位変化をしたのかを随時分析して、さらに対策を立てていく必要があります。なので、分析力がなければ、なんら仮説をたてることができず、一辺倒のSEO対策しかできずに、サイトを上位表示させることは非常に難しくなります。分析力があれば答えを導け出せます。
ライディングは代名詞を使用せずSEO対策を
SEO対策としてのライディングは、人に読ませる文章を作成することの他に機械に向けて作成していることも考えなくてはなりません。もちろん良質な文章を作成することは基本中の基本ではありますが、機械にもわかりやすく文章を作成することも重要だと覚えておきましょう。
どういう意味かというと、例えば文章を作成するときに使いがちな代名詞の多用です。あれやこれといった表現では機械はあまり判別することが出来ませんし、それによって評価を下げられてしまうのは非常にもったいないことではないでしょうか。当然ここに気を使いすぎて人が読むときに面倒になってしまうのは本末転倒ですが、その点も考慮するとより上位に位置するサイトになれるでしょう。
代名詞に気をつけながら、普段の文章を作成してみましょう。ライディングは慣れも大切ですが、こうしたコツを押さえてから実践するのとそうでないのとでは大きく差が生まれてしまうものです。その点も考慮しましょう。
SEO対策には依存しすぎないよう注意が必要
SEO対策には注意すべき点があります。それはSEO対策に依存しすぎないということです。SEOにより自分のサイトが上位表示できればアクセスアップに大きく貢献しますが、その状況から、何らかの原因で自社サイトがペナルティを受けてしまった場合に他の集客源がないとアクセスは激減してしまいます。特に昨年のペンギンアップデート以後は、SEOに依存してこのような状況になってしまったサイトが多くあります。
SEO対策は集客において大きな力を発揮しますが、それ以外の集客ルートも普段から開拓しておいた方がいざというときに混乱が少なくなります。SEO対策以外の集客方法とは、メールマガジンやリスティング広告がありますが、自社サイトに適した方法を見つけるのが大切です。
SEOのためのドメイン取得
SEO対策には内部対策と外部対策がありますが、これらの対策以外に検索順位に影響してくる要素として「ドメイン」があります。
ドメインは、サイトの住所であるURLのことですが、このドメインが順位に影響を及ぼすことがあるのです。
1つはドメインの年齢です。独自のドメインを取得して、サイトを運営している場合、そのサイトの運営実績・運営年数が評価の1つになってきます。ドメインを取得してから10年経過している場合、長い運営期間を評価されて順位にプラスに働くのです。
もう1つはドメインの経歴です。サイトを作ってドメインを取得しようとした場合、「中古ドメイン」という選択肢があることをご存知でしょうか。中古ドメインは、以前誰かが使っていたドメインで、そのドメインが既に高い評価を得ていたり、リンクをたくさん貰っていたりすることがあります。これを取得すれば、その評価を多少なりとも引き継ぐことができるのですが、逆にSEOでペナルティを受けているようなドメインの場合は、この悪い評価も引き継いでしまう可能性があるので注意が必要です。
SEO対策を教えてもらいました
ウェブのことに詳しい人がいたので、自分のところのホームページのSEO対策についていろいろヒントをもらいました。
わたしは全然無頓着でただただホームページを好き勝手に運営していたので、アクセス数が多いとか少ないとかはあまり関係なかったのですが、SEO対策というものをすればアクセスが確実に増えるということで、ちょっと興味がでてきてヒントを教えてもらいました。
SEO対策には自分のページ内でやる内部対策と、外からリンクを張ってもらうなどの外部対策があるというところまではわかりましたが、自分でできる内部対策に関してはもう一度良く聞いてこないとイマイチ不安です。
いずれにせよ、少しの工夫でアクセスアップにつながるのであれば、ちょっと時間をかけてやってみようと思います。
アクセス解析を用いて、SEO対策の見直しをする
SEO対策を真剣に考えているならば、アクセス解析を分析する事は重要です。
例えば、あなたが運営しているサイトで洋服を通信販売しているとします。そしてアクセス解析を見てみた結果、どうもあなたのホームページは金融に関するキーワードで検索されていると分かりました。この場合、SEO対策は不十分という事になります。
なぜなら、あなたはサイトの訪問者に洋服を買って欲しいのです。金融関係を期待して訪問しているユーザーの内の、果たして何%が購買に結びつくでしょうか。確率はゼロではありませんが、購買率が低くなることが想定されます。
この場合は、あなたのサイトをファッション関係のキーワードで検索されるように工夫しなければならないという事になります。工夫をするためにもアクセス解析は重要なのです。