数年前はフレームを使ったサイトをよく見かけましたが、最近では、フレームを使ったサイトは少数派になりました。SEO対策の観点からは、フレームを使うことが好ましくないことが理由です。
フレームを使ったサイトは、フレーム自体のページとフレームの中身のページから成ります。そのため、ページの情報がばらけてしまい、ユーザーからもサーテエンジンのクローラからも読みにくいサイトになってしまうのです。また、フレームの中身のページを直接表示した場合、ナビゲーションがないため、他のページに移動することが困難になることもあります。SEO対策とは直接の関係はありませんが、フレームの中身のページをブックマークしにくいという問題もあります。
そのため、SEOを意識したサイトでは、フレームを極力使わないようにしましょう。
アクセス数とSEO対策の関係
アクセス数が多いほど検索結果の上位表示に影響があると思っている人がいますが、SEO対策ではアクセス数を直接意識することはないといいます。
もちろんたくさんのアクセスがあるとリンクをたくさん獲得できたり、評価あがったり副次的なメリットがあるかもしれませんが、SEO対策では上位表示されるのでアクセスがたくさん増えるという観点から対策を考えます。
またこの考え方は、自演でアクセス数を稼ぐような方法は瞬間風速はあるにしても長くは続かない場合が多く、その努力や時間を他の持続可能な方法に回しましょうという話なだけです。たとえば、公共性を上げること、多言語対応する、更新頻度を上げる、ホームページの内容を簡潔にする、ページランクの高いホームページからリンクをもらうなどです。
SEO対策で被リンクを集める時の事を考えてサイトを作ろう
サイトを作る前段階でSEO対策も考慮しておきましょう。検索順位を上げたい、アクセスアップを求めているなら1サイトのテーマは1つが基本です。日記の次に書評、お買いもの、ダイエットといった感じでサイト内の記事が統一されていないと、SEO対策上不利です。少なくとも1テーマのサイトよりはSEO対策で不利になってしまいます。
ダイエットならダイエット一本でサイトを統一すべきです。テーマがはっきりしていれば被リンクを集めやすくなります。ダイエットのサイトならダイエット関連の他のサイトへ相互リンクの申請をしやすくなります。相手からの申請も期待できますが、テーマが散らかっていると申請する時躊躇します。
アフィリエイト関連の解説サイトにはこの辺の有利不利がわかりやすく書かれているので、興味のある方はそちらを参考にするのも良いでしょう。SEO対策はサイトを作る前から始まっているというお話でした。
地道なSEO対策でアクセスアップしました
私はホームページを運営しています。私は自営をしているので、自分の会社のホームページを持つ必要がありました。しかしながらなかなかアクセスされておらず、せっかくのホームページもあまり意味がないものでした。そこで少しでも多くの人に検索してもらい、見てもらえるようホームページをリニューアルし、またSEO対策に努めることに決めました。
SEO対策といってもたいしたことはやっていません。とりあえず、コーディングの時に発生したエラーがいくつかあったので、それを修正しました。またFacebookに登録し、そこでページを持つようにし、被リンクもしました。こういったSNSはページランクが高いのでおすすめです。
そういった地道なSEO対策で、ホームページを訪れてくれる人が増えました。
ブログで最低限心がけたいSEO
最近では、サイト内コンテンツとしてのブログではなく、ブログをサイトがわりとしてSEO対策を行い、検索上位表示を目指すというパターンも増えています。ブログのメリットはなんといっても更新のしやすさです。いちいちコンテンツページを追加するよりも手軽で、それだけでも書き続けようという気がおこりますから、テキスト量がものをいうロングテールSEOの観点からも、効果的といえます。
ただ問題は、その「書き続ける」ということに対して、SEOの鉄則といわれている「1テーマ」が縛りになりやすいという点です。1ブログ1テーマが有利だということはわかっていても、1テーマのブログを更新し続けるのはかなり困難なのが現実です。
その場合は、ブログ内でのカテゴリー分けをしっかり行うことで対策することができます。違うテーマの記事が同じページに表示されることがないよう、ページ分けも行うとよいでしょう。
SEO解析ツール
仮にWebサイトなどにSEO対策を施したとしても、それがどれほど施されているのかを知るということは重要なことだと思います。
そこで、SEOのアクセス解析をしてくれるツールがあるそうです。これは、その名の通りにSEOのアクセス解析を行い、自分のWebサイトがどれほど適したものであるかを診断してくれるという便利なツールです。中には無料で利用することができるツールも存在しているようです。
このツールを利用することのより、自分のWebサイトのSEOの現状を把握することができるのではないかと思います。それに加えて、これから施していかなければならないさらなるSEO対策が見えてくるのではないでしょうか。このようなツールなどを通してSEOをより向上させていくための努力が必要であると自分は感じます。