昨今の検索エンジンの頻繁なアップデートによって、 SEO対策の手法も日々進化を繰り返しています。数ヶ月前までは、SEO対策といえばブラックハットSEOが主流でした。自作自演の被リンクは当たり前でした。でも、今のSEO対策の傾向としてホワイトハットSEO対策が良いとされています。確かにホワイトハットSEOを実践することは非常に良いことです。自然と集まる被リンクサイトを作れるということは素晴らしいことですが、現実問題として自然と被リンクが集まるサイトを作る事は非常に難しく、非常に効率が悪い作業となります。そのためネットで稼ごうと思うのであれば、自作自演被リンクなどのブラックハットSEOは、私たちには、やはり欠かせない対策となります。
初心に戻ってSEO対策について考えてみる
私は数年前からブログを運営しており、自分でもキーワード解析などを使ってサイトの解析を行ったりしていますが、現在、私のサイトで上位に来ている記事からSEO対策のヒントとなり得るものを探ってみました。
まず、上位に来ている記事は役に立つリンクまとめの記事でした。それがSNSで広がりを見せ、今では不動の一位を死守するようになってしまいました。これは意図してSEO対策したものではありません。ただ単に「こんなページがあたらいいなあ」と自分が欲しかったページがなかったので、「だったら自分で作ろう」と思った結果、ある事柄に対してのリンクまとめを作ったのです。もちろん、ただリンクをまとめるだけではなく、一つ一つのリンクに対して寸評を載せ、何がどう役立つのかを書きました。
するとそれが非常に人気となりました。ここで私は初心に戻っていま一度、SEO対策というものを考えてみたのですが、やはり「皆の役に立つもの」を書けば、自然に検索順位は上がるのではないでしょうか。
SEO対策とユーザー動向をチェックする
SEO対策のために自社サイトを分析する上で忘れてはいけないのがユーザー視点です。しかし自社サイトに訪問したユーザーにいちいちアンケートや感想をとるわけにはいかないため、訪問したユーザーから意見をもらう仕組みを作るのはなかなか難しそうです。
そんなときに役立つのがユーザーヒートという無料のツールです。ユーザーヒートはWebサイトという特性を活かして自社サイトに訪問したユーザーがコンテンツをどう読んだかを視覚化するツールです。
視覚化する方法は三種類あり、訪問者ごとのマウスの動きを可視化する、クリックした回数が多い箇所ほど赤く表示される、よく読まれた場所をサーモグラフィ風に表現するなどとてもユニークで参考になります。
SEOのつもりでやってしまう隠しテキストについて
検索エンジンで上位表示させるためのSEO対策として、ページやタイトルにキーワードを入れていくわけですが、場合によっては、違反行為とみなされるものもありますので注意したいこところです。SEOの知識が少しあると、どうしてもやってしまうことの多い方法で、文字と背景を同じ色にするというものがあります。このようにすると、ページを見るユーザーにはわからないものの、検索エンジンには、文字が読み取れるため、検索結果で上位表示されると考えられるわけです。ですが、検索エンジンでは、違反行為と認識されるので、かえって順位が下がってしまいます。ここで気をつけたいのは、背景と文字が同じ色でなくても、近い色でわかりにくいというケースがあります。これも違反行為とみなされるようですので、気をつけたいところです。心当たりがある方は、修正しておくことをおすすめします。
SEO対策の目的を見失ってはいけない
SEO対策で大事なことは、SEO事態の目的を見失ってはいけないということです。
検索エンジンに見つけられやすいサイトを作ったとしても、その中にあるコンテンツに魅力のあるものがなければユーザーはすぐに離れていってしまいます。
それでは意味がありません。
基本的に、SEO対策をする前の準備段階として考えておかなくてはいけないサイトの重要事項は、集客、教育、そしてセールスの3つなのです。
サイトに集客できる能力がなければサイトを作る意味はありません。
これは、SEO対策で埋めることが出来ます。
しかし、社員に教育が行き届いていないと満足な接客は出来ませんし、顧客が満足する商品がないのならば売り上げを伸ばすこともできません。
これら二つをSEOで補うことは出来ないのです。
SEO対策というのは、集客の部分の特化を言いますので、他の二つが揃っていないのならどれだけ対策を施したとしてもたいした効果は生まれません。
こうしたサイトの重要事項というのは、SEO対策と同時に、またはその前にしっかりと考えておかなくてはいけないことです。
どれか一つでも欠けてはいけないということを覚えておいてください。
お客様のためのSEO対策
私はWEBデザイナーとして働いています。ホームページを作っているわけですが、やはり見てもらえないことには意味がありません。そんな中でホームページを見てもらえるようにSEO対策をします。
私はmetaタグのキーワードに入力する文字を工夫しています。検索していろんな言葉でひっかかりやすいように、なるべく言葉を細かく切って入力したり、検索するであろう言葉を推測してたくさん入れたりします。またalt属性もきちんと入力することが大切です。入力が大変だからといって、そのままの人もいますが、入れた方がSEO上よいのです。面倒くさがらず、丁寧に細かくやることが大切だと言えるでしょう。
これらのことは一見、シンプルなことですが、このほんのささいな取り組みが、のちのちの検索エンジンで異なってくることになります。お客様のためにSEO対策はしっかり取り組みたいです。