SEO対策とブログライター

従来のSEO対策では、自動ツールによって無意味な単語を羅列した、意味不明の文章(ワードサラダと呼ばれます)のページを量産して、そこからアクセスアップをねらいたいサイトにリンクを貼り付けて、被リンク数を増やし、検索順位をあげる試みなどが功を奏していました。
しかし、検索エンジン側の検索アルゴリズムの改良によって、そういった意味のないページからのリンクを大量に貼っているサイトはペナルティを受けるようになり、検索順位を大幅にダウンさせたり、検索結果に表示されなくなったりするようになりました。
そのため、最近では、人の手によって書かれた文章をのせたブログやサテライトサイトから、本サイトにリンクを貼るというのが基本になり、ブログライターの仕事となっています。

SEO対策はトップページ以外の全てのページでもやっていくべき

SEO対策は検索エンジンの順位を上げるために必須の方法ですけど、中にはサイトやブログのトップページだけに行っている人もいます。トップページだけ行うと、トップページの順位は上がりやすくなりますが、他のページは依然として順位が低いままになってしまいます。アクセス数を上げるためにSEO対策をするはずですから、トップページだけでもやらないよりはやった方がアクセス数は上がりやすくなりますが、トップページだけよりも、それ以外の個別のページに関しても同様のSEO対策を施していくと、ページの数だけアクセス数も伸びていきやすいです。むしろ、ブログなどのようにトップページ以外にもページがたくさんようなサイトであれば、そういったところにもSEO対策を施さないと損です。ブログの価値はトップページよりもそれぞれの個別ページの方が高いですし、検索エンジンからくる人は、多くがトップページ以外の個別のページごとにたどり着くはずですから。だからこそ、トップページでSEO対策を行いつつも、それ以外のページも1つ1つ丁寧に同様の作業をしていきましょう。

ブログの更新頻度を上げればSEO対策になる!

ブログのSEO対策を考える際、更新頻度を上げることが需要です。
更新頻度を上げれば、Googleのクローラーが頻繁に来るようになりますので、
新しく更新した記事がインデックスされるまでの時間が短くなります。
また、Googleは検索ユーザーに新鮮な情報を提供するため、
更新がストップしたサイトよりも、
頻繁に新しいコンテンツが追加されているサイトを高く評価します。
更に、更新頻度を上げれば、サイトのボリュームが増大するペースが
早くなりますので、Googleからコンテンツが豊富なサイトだと認識され、
検索順位が上位で安定しやすくなる傾向があります。
このように、更新頻度の上昇は、ブログのSEO対策を考える上で、
良いことばかりですので、可能な限り頻繁に更新することが大切です。

ブログの内部SEO対策について

最近SEO対策に敏感なブログはサイドバーに人気記事ランキングや読まれている記事ランキングを設置しています。そして記事の下にトップへ戻るボタン、これも増えてます。これは恐らくサイトの内部対策です。

検索エンジンが今までよりもさらにサイトにユーザビリティも求めているのかもしれません。この2つはSEO対策に効果があるのだと思います。実際に自分で試してみたわけではないので、ハッキリとは言い切れませんが気になる方はこの2つくらいは内部対策しておきましょう。

記事ランキングはブログパーツや場合によっては運営が提供しています。これらを使えばそれほど設置で手間取ることはないでしょう。ユーザーを魅力的なコンテンツ(サイト内で人気の記事)へ誘導し、記事の下にトップへ戻るボタンを置いておく、内部対策の理にかなっていると思います。

スパム対策が厳しい現状とSEO対策について

一昔前、具体的に言うと5年、6年前までは無料のリンク集にサイトを登録するだけで検索順位を上げられました。メタタグ乱用でもSEO対策になってましたが今は無理です。検索エンジンのスパム対策が厳しい今、それをやるとペナルティでサイトの順位が下がるだけです。

この傾向は今後さらに厳しくなっていくと思います。検索エンジンが人間のような感覚でサイトを振り分けるようになってきているからです。だからSEO対策をする時、過剰な対策をするのは危険です。SEO対策会社にサイトのSEO対策を依頼するのは良いですが、信頼出来る会社に依頼するようにしましょう。対策してもらってもそれがスパムと取られれば意味がありません。

ブラックハットSEOのような抜け道を見つけてそこを狙うようなSEO対策は、一時的には効果があってもすぐに検索エンジン側に潰されるようになると思います。検索エンジンが賢くなるとSEO対策も大変です。

オールドドメインのSEO効果

新規のドメインは検索エンジンに見つけられにくい性質を持っている以上、SEO対策としてサイト運営を考えていくのならば新規ドメインに変わる違ったドメインを手に入れなくてはいけません。
その代表的なものに、オールドドメインというものがあります。

オールドドメインというのは、過去インターネット上に公開されたサイトによって使われていたドメインの事を言います。
このオールドドメインのメリットは、検索エンジンに検索されやすい性質を持っているということなのです。
過去使われていたものを再利用するのですから、そのドメインは過去に何度も検索エンジンによって検索されていた可能性が極めて高くなります。
そして、そのような評価をされていたドメインを再利用するのですから、そうした評価は新しく作るサイトの評価にも受け継がれるのです。

サイトの構築の際に、しっかりとSEO対策をしておくことは大事なことです。
新しくサイト運営をしようと考えている方は忘れないようにしましょう。