最終更新日:2017/12/21
被リンクの付け方次第で順位が上がることもあれば下がることもあります。このページに書いてあることは結構重要です。
さまざまなアンカーテキストでリンクすることを『アンカーテキストの分散』と言います。アンカーテキストを分散させることでリスクを抑えることができます。しかし、アンカーテキストの分散さえすれば絶対に飛ばないというわけでもないんですね。
2016年9月にgoogleのアルゴリズムが変わってキーワードリンクに厳しくなりました。キーワードリンクが多いサイトは飛びやすくなっています。アンカーテキストの分散は必須です。
ここでキーワードリンクが絶対的に多いと飛ぶのか、それともキーワードリンクが相対的に多いと飛ぶのかって疑問に思いませんか?
例えば、キーワードリンク30本付けて飛ぶサイトがあるとします。このサイトに別のアンカーテキストリンクを増やすことでキーワードリンク30本付けても耐え切れるようになるのか。それとも別のアンカーテキストリンクを増やしてもキーワードリンク30本で飛ぶのか。
答えを言うと、別のアンカーテキストリンクを増やしてもキーワードリンク30本で飛びます。すなわちキーワードリンクが絶対的に多いと飛びます。
もしキーワードリンクが相対的に多いと飛ぶというのなら、最初にキードリンク以外のリンクを浴びせたあとにキードリンクを付ければ、キーワードリンクが相対的に少なくなるので、どんなサイトでも順位が上がります。SEO対策が簡単になります。SEO対策が簡単になるというのは考えにくい。
対策としては、キーワードリンク30本で飛ぶのなら20本に抑えるとか、あるいは被リンク業者に依頼して規定の本数の被リンクを付ける場合は、タイトルリンクやURLリンクを混ぜることで飛ぶリスクを抑えるといいでしょう。
みう的には被リンクを付ける際は、一番安全なURLリンクをもっとも多めに付けます。URLリンクで7割、タイトルリンクで2割、キーワードリンクで1割を目安にリンクを付けると良いと思っています。
URLリンクがもっとも飛びにくいのですが、2番目に飛びにくいのがタイトルリンクです。なぜタイトルリンクが飛びにくいかというと、タイトルは通常すべての内部ページからタイトルで内部リンクを受けるからです。そのタイトルに特化したサイトだということをgoogleにアピールすることになるので、タイトルリンクを付けても飛びにくい。
例えばFXのサイトに「クレジットカード」で被リンクを浴びせても「クレジットカード」で順位は上がりません。なぜなら内部が「クレジットカード」で順位が上がるようにできていないからということは分かりますよね。
で、ここからが重要です。誰もがやりがちなことですが、例えば、ブログ名「ハゲを治す方法〜カツラや育毛剤、AGA治療など〜」に「ハゲを治す方法」で被リンクを浴びせると、順位が上がらないことがあります。
なぜか。
「ハゲを治す方法〜カツラや育毛剤、AGA治療など〜」というブログ名を付けるとブログ内のすべてのページから「ハゲを治す方法〜カツラや育毛剤、AGA治療など〜」で内部リンクを受けることになります。「ハゲを治す方法〜カツラや育毛剤、AGA治療など〜」で強いブログになります。
このブログに「ハゲを治す方法」で被リンクを付けるとちょっとズレるんですね。
この場合は、ブログ名を「ハゲを治す方法」に変えるか、被リンクを「ハゲを治す方法〜カツラや育毛剤、AGA治療など〜」で付けるかしたほうがいいでしょう。
もっとはっきり言うと、例えば「カードローン」で上位表示したかったらタイトルを「カードローン」のみして「カードローン」で被リンクを付けるともっとも効率よく被リンクのSEO効果を引き出すことができます。分かりやすいですね。
要はタイトルでリンクするのが無難です。これは被リンク対策の基本です。第三者のブログで紹介される場合はたいていタイトルでリンクされますよね。タイトルリンクは自然なリンクなので飛びにくいんです。しかし、やりすぎると飛びます。
あるお客さんのサイトの事例です。被リンクを付けたあとズルズル下がっていったあと、ピョコっと上がりました。
順位が下がっていた時期は被リンクのアンカーテキストはABCで、ブログのタイトルタグはABCDEFでした。ブログのタイトルタグをABCに変えたあと順位が上がりました。被リンクのアンカーテキストをブログのタイトルタグに合わせて変えてもSEO効果は出たと思います。被リンクのアンカーテキストとタイトルタグは完全一致させたほうが被リンクが効きやすくなります。
参考:
被リンク対策でアンカーテキストをURLや記事タイトルにすればペナルティ回避できるか?キーワード入り被リンクの割合次第|トンケンセオ/最新SEO対策SEM情報ブログ
みうは姉妹サイトで被リンクサービスを運営しています。そこで定期的に依頼してくれる常連さんはいつもトップページにキーワードリンクオンリーで依頼されます。みうはトップページにキーワードリンクばかりはハイリスクだと思っていますが、そのお客さんのサイトは軒並み上位表示率が高い。内部さえ強ければ今でもキーワードリンクがもっとも効率よく順位を上げる手法だということが分かりました。
改めてキーワードリンクがもっとも順位を押し上げる力が強いことを実感したので紹介します。
下の画像はみうのアフィリエイトサイトのそれぞれ異なるページの順位の履歴です。左の画像のページにはタイトルリンクを一つだけ付けて、右の画像のページにはキーワードリンクを一つだけ付けました。
キーワードリンクはSEO効果は高いがリスクも高い。キーワードリンクは内部が強ければ順位が上がりますが、内部が弱いと下がります。だからリスクを抑えるためにタイトルリンクを推奨したこともありますが、タイトルリンクは順位は落ちない代わりに上がることもないということになりがちです。
アンカーテキストついてはみうもいろいろと試行錯誤しています。試しにみうのサイトにキーワードリンクばかり付けていますが、キーワードリンクが一番よく上がっています。ただし、内部が強くないとキーワードリンクは効かない。キーワードリンクが効かないからタイトルリンクやURLリンクを付けるのは違うと思います。キーワードリンクが効かなかったら内部を強化すべきと思います。
順位を上げたいのなら、やはりリスクはあってもキーワードリンクを付けるべきだという考えに傾いています。
ターゲットページとはサイト管理人が上位表示を望んでいるページのことです。ターゲットページに付ける被リンクを「ターゲットリンク」と言います。
ターゲットページはトップページが多いですが、下位ページのほうが順位が上がりやすいので下位ページ(コンテンツページ)をターゲットページにしてもいいでしょう。
ターゲットページに直接被リンクを付けるのがもっともSEO効果が高いのですが、ターゲットリンクを増やし続けていると順位が頭打ちになったり飛ぶことがあります。そんなときはディープリンクを付けるといいです。
「ディープリンク」とは、サイト内のターゲットページ以外のページに付ける被リンクのことです。ディープリンクを付けることでもターゲットページの順位を押し上げるSEO効果があります。あるページに被リンクを付けたところ、サイト内の別のページの順位が上がったことは何度も経験しています。
そのつど異なるページへディープリンクを付けることも効果的です。被リンクを付けること自体が、そのサイト全体の評価を高めることにつながるので、サイト全体に広く浅く被リンクを付けることで、ノーリスクで順位を上げることができます。
参考:
最近感じることは、やっぱブログの各記事にまんべんなくリンクがつくとドメインパワーがクッソ上がるってこと。あとは内部リンクが上手く機能させるには、やっぱり手動でコツコツ関連リンクを張っていくことが大事。つまりブログは愛を持ってメンテしようねってこと。
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2016年9月24日
被リンクは一気に付けるのは好ましくない。時間をかけて少しづつ被リンクを付けたほうが良いというウワサがありますが、みうは関係ないと思っています。
一気に被リンクを付けても内部が強ければ順位は上がるし、少しづつ被リンクを付けても内部が弱ければ順位は落ちます。ただし、少しづつ被リンクを付けている間に内部が強くなることで耐え切れるということはあります。
また、一気に被リンクを付けて順位が下がっても、その後内部を強化すれば順位は上がります。
参考:
自演リンク送れば送るほど効果が出るまでに時間がかかる気がする。
— маяiо (@oppaiiiiiin) 2015年9月14日
5本送ったらほとんど沈み込みもなく、ちょろっと上昇。
30本送ると数日後にドカっと下がって、2週間後にドカっと上がった。
80本送ってるクエリはダダ下がり中。10月頭くらいだろうか_(:3」∠)_