最終更新日:2017/12/21
「デスブログ」では、まだタレントの東原亜希さんのブログがヒットしますがね。
東原亜希さんがブログで紹介したモノや人に次々と災難が降りかかることから、巷で東原亜希さんのブログは「デスブログ」と呼ばれています、しかし、東原亜希さんのブログにはデスブログという言葉は使われていません。誰かが「デスブログ」で東原亜希さんのブログにリンクしていると思われます。あるいはタイトルタグに「デスブログ」が入っているページからリンクを受けている可能性があります。
いずれにしても今は内部の配点が大きくなっています。内部をがっちりキーワードに最適化したうえで被リンクを付けなければ思うように順位は上がっていきません。
参考:
一番興味深いのは「こちら」検索結果です。昔だったら「こちら」でYahoo!やGoogleが上位表示されたと思いますが、今は全く異なる。
— Yahoo seo Google ただ男 (@yahooseogoogle) 2017年3月7日
「こちら」は意味を持たない、単なるテキストなのだろう。
だからタイトルタグに「こちら、プロ野球人事部」とあるページが1位表示されるのだろう。
「先ほど被リンクのSEO効果が小さくなっていると言いました。さらに一歩進んで被リンクのSEO効果は将来なくなる」と言う人もいます。どうなんでしょうか?
結論から言うと、被リンクのSEO効果はなくなりません。
コンピューターは絵が実物にどれだけ近いかを評価することができますが、ピカソのような抽象的な絵を評価することはできません。
同じようにgoogleはwebページだけを見てどれだけ優れているか人と同じように判断することはできません。googleはテキスト量やキーワードの出現率、共起語の含有率、更新履歴などを数値化して評価することはできます(詳しいことはSEO対策に効くライティング参照)が、それらの指標には当てはまらない魅力的なコンテンツを評価することができません。
そのためgoogleは被リンクを評価に加えています。注目に値するwebページはリンクして紹介されるからです。すなわち被リンクが多いwebページは人が見て素晴らしいコンテンツであることの証明になります。だからgoogleが将来被リンクを評価から外すことは考えられないんですね。
※googleが高評価する記事に「オリジナリティが高い記事」と「共起語がたくさん含まれている記事」があります。この二つは矛盾します。共起語がたくさん含まれている記事は似通ってくるためオリジナリティが低くなります。共起語はほとんど含まれていないけれどオリジナリティが高い優れた記事をgoogleはどうやって評価するか。やはり被リンクに行きつきます。
しかし、被リンクのSEO効果は昔と比べると小さくなっていることは事実です。代わりに流行り出したのが『コンテンツSEO』です。コンテンツSEOとは、コンテンツを充実させるのがもっとも効果的なSEO対策だという主張です。
みうは自分のサイトは被リンクを付けながらコンテンツにも力を入れていますが、コンテンツSEOだけをやっても上位表示はできないと思います。コンテンツSEOだけで上位表示できるキーワードは、難易度が低いキーワードだけです。
難易度が高いキーワードで上位表示を望むのなら絶対に被リンクは必要です。記事を投稿するだけでナチュラルリンクが付くサイトなら難易度が高いキーワードでも上位表示は可能ですが、ナチュラルリンクが付くサイトを作るのがとても難しいのでほとんどのサイトは自演リンクに頼らざるをえないと思っています。
参考:
グーグルのジョン・ミューラー氏が被リンクについて回答したので紹介します。
バックリンクはゼロだけれど、すばらしいユーザー体験を提供しているサイトが検索1位を取ることは可能ですか?
理論的には可能だが、実際にはおそらくかなり難しいだろう。特に競争が激しい環境で、みんなに勧められるようなすばらしいコンテンツを多くの人がすでに提供しているのならば、なおさらだ。可能だが簡単ではないだろう。