最終更新日:2017/12/21
無料ブログはその名の通り無料で使えます。これが最大のメリットになります。
もう一つのメリットは無料ブログ開設時からも長く運用されているドメインを使うことができることです。新規に独自ドメインを取得してサイト運営するよりも無料ブログのほうがSEO対策に有利ですし、サテライトブログとして使う際も無料ブログのほうがSEO効果が高い。
デメリットはささいなことでブログが削除されることがあります。中小の無料ブログは突然終了になったり、重くて表示されないなど何らかの不具合が長く続くこともあります。
みうは長年無料ブログを使った被リンクサービスを営んでいるため、削除されやすい無料ブログ、そうでない無料ブログを把握しています。大手日本語ブログの削除リスクについてまとめました。
■削除されやすいブログ。削除リスクが高い順番に並べると
gooブログ>ライブドアブログ>>>hatenaブログ>アメーバブログ=エキサイトブログ=ウェブリブログ
※ライブドアブログは昔は甘かったが、今は削除に厳しくなっています。
■削除されることがあるブログ
・ワープレスcom:通常削除されないが、1ページ当たりの発リンクが多いと削除される。
・seesaa:通常削除されないが、通報で削除される。
・FC2:通常削除されないが、うさん臭い広告を貼っていたり、濡れ衣ような理由で削除されることがある。
・忍者ブログ:通常削除されないが、1アカウントでたくさんのブログを被リンク対策に使っていると削除される。
■削除されないブログ
blogger、xdomain、wpblog、sitemix、楽天ブログ、ココログ、Jimdo、WIX
※ワードプレスをインストールできる無料レンタルサーバー、ブログ機能を備えている簡単ホームページを含む。
※みうの偏見が入っている可能性がありますし、将来事情が変わる可能性があります。
参考:
レンタルブログの運営の厳しさとしては、はてな>FC2ブログ>ライブドアブログって感じ。FC2ブログは流れ弾で冤罪凍結祭りとかあるのがキツい。ライブドアは警告→該当記事のみ下書き。はてなブログは話を聞くに警告無し一発BANと思われる https://t.co/fQCfMBeU9t
— クロネコ屋@アフィリエイター (@NINJAkusokuso) 2016年12月17日
悩ましいことに削除に厳しいブログほどSEO効果が高く、削除に甘いブログほどSEO効果が低いんですね。
削除されないブログは一見良さそうに見えますが、削除されないということはスパムブログを放置していることになるのでドメインパワーが弱い。そのようなブログから被リンクを付けてもSEO効果が小さい。削除に厳しいブログほどSEO効果が大きい傾向があります。スパムブログを削除しているのでドメインパワーが強いんですね。特にはてなブログはSEOに強い(参考:SEOに強いはてなブログを使おう)。だから削除に厳しいブログを削除されないように使うメリットが出てきます。
みうは削除に厳しいブログも削除に甘いブログも、どちらともサテライトブログに使っています。手間と効果との兼ね合いから、削除に厳しいけれどSEO対策が高いブログは削除されない程度にコンテンツに力を入れて、リンクする必然性がある記事から自然な感じでメインサイトへリンクしています。削除に甘いけどSEO効果が低いブログはランサーズの記事をそのまま投稿し記事下からリンクしています。
みうは昔ワードプレスのマルチ機能を使ってブログサービスを立ち上げたことがあります。この経験から無料ブログサービスの管理者はどのようにしてブログを削除しているのか推測することができます。ユーザーがブログを開設すると管理者のダッシュボートにブログの「作成日時」と「最終更新日時」が一覧で表示されます。記事を投稿したり編集すると「最終更新日時」が更新され、一覧の上に表示されるので目立ちます。削除に厳しいブログはここで管理者のチェックが入ると思われます。しかし、どの記事を編集したかまで表示されない。
ここからどうすれば被リンク目的にブログを使ってもブログが削除されないかと考えると最初にリンクなしの記事を投稿します。数日後で再びリンクなしの記事を投稿すると同時にすでに投稿した記事を編集してリンクを入れます。このときmoreタグを入れてブログのトップからリンクが見えないようにします。「最終更新日時」が更新されるので管理者のチェックが入りますが管理者は最新記事だけチェックして、過去に投稿した記事にリンクを入れたことは見落とす可能性が高いと思われます。
その他ブログが削除されない方法を考えたので紹介します。
・引用という形で発リンクする必然性がある記事を投稿する。
・多数のリンクなしの投稿記事の中にリンク付きの投稿記事を紛れ込ませる。
・画像の中にリンクを仕込む。
・パッと見てリンクだと分からないようにする。リンクの下線を消してテキストと同じ色にします。
タグの例:<A
style=”text-decoration:none;” target=”_blank” href=”http://〜/”><font
color=#000000>テキスト</font></A>
もう一点、削除されやすいブログを使う際に注意すべきことがあります。同じブログサービスを同じ日に大量に作らないようにしてください。また、同じブログサービスでブログを大量に作成している場合は、同じ日に一気に更新しないようにしてください。それをやると目立つので削除管理人の目に止まり、目視が入って削除されやすくなります。
参考:
はてなブログが凍結された体験レポート(SEOコラム)|おもしろサッカーSEO対策!
ブログが削除される原因は、削除管理人からスパムブログだと判断されて削除されることが多いですが、それ以外でも削除される原因があります。
知っている限りでは
・1か月にアクセス数が10未満なら削除(000webhost)
・新規ブログは1週間投稿がなければ削除(bloguru)
みうは無料ブログを借りるときに必ずリンクにnofollowが付いていないかチェックしています。nofollowが付いているブログは使いません。被リンクのSEO効果がないからです。そこでnofollow付いている無料ブログについてまとめました。
■nofollowが付く無料ブログ
Yahoo!ブログ、JUGEMブログ、yaplog、teacupブログ、Webnode
■サイドバーのリンクにnofollowが付く無料ブログ(記事からのリンクはnofollowなし)
gooブログ、アメーバブログ
(アメーバブログはフリースペースからのリンクにはnofollowは付かない)
なぜ無料ブログの運営者はnofollowを付けるのか。ユーザーが発リンクしたあとリンク切れを放置することでドメインパワーが落ちるのを避けるための措置だと思っています。注意したいことは、今はnofollowは付いていないけどあとからこっそりnofollowを付けられることもあります。自分が使っている無料ブログにnofollowが付いていないかどうか1年に一回ぐらいは確認したほうがいいでしょう。