被リンクとドメイン分散・IP分散

最終更新日:2017/08/17

 

被リンクをたくさん付けるのならドメイン分散・IP分散は必要です

 

被リンクは人気投票とか口コミといった意味合いがあります。ということは、たった一つだけ被リンクを付けるよりも、2つ、3つ、4つとできるだけ多くの被リンクを付けたほうがSEO効果が大きくなることは理解できるでしょう。しかし、単純に被リンクは多ければ多いほど良いというわけはありません。

 

同じドメインのページからたくさん被リンクを受けてもSEO効果は薄いんですね。例えば1000ページあるサイトのサイドバーからリンクされた場合、一気に1000リンク得ることができますが、すべて同一ドメインからの被リンクです。人気投票をする際に同じ人から大量に投票されているようなものなので無効にされます。大量の被リンクを付けることでSEO効果を得たいのなら、ドメイン分散は必要です。

 

ドメイン分散だけでなく、IPアドレスにも気を遣う必要があります。

 

IPアドレスとはそのサイトの大元の住所です。IPアドレスは数字の羅列で覚えにくいため、IPアドレスにドメインをかぶせてサイトを運営するのが一般的です。1つのIPアドレスに複数のドメインをひも付けることができますが、同一IPの異なるドメインのサイト群から被リンクを付けてもSEO効果が限定されます。すべて同じ人が運営しているサイトだとgoogleは判断するからです。

 

IPアドレスは「.」を挟んで4つのグループで構成されています。

 

例:153.130.205.223

左から順番にAクラス、Bクラス、Cクラス、Dクラスと呼ばれています。Dクラス分散はかんたんに分散できるのでSEO効果がありません。Cクラス以上で分散させる必要があります。

 

みうはその昔、すべて別ドメインの同一IPのブログホスティングを100つ運営していたことがありました。ある日、すべてブログがインデックス削除されました。被リンク目的に使う人が多かったため同一IP内に発リンクに一定のパターンができたことが、インデックス削除の原因だと考えました。もしそれぞれ異なるIPだったらインデックス削除は免れていたと思います。グーグルはIPを見ていることがよく分かりました。

 


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