自演リンク否定派と自演リンク肯定派で討論させてみた
最終更新日:2017/10/29
SEO対策において自演リンクを付けるべきかどうか。SEO対策をするうえでもっとも判断が難しいところです。人によって見解が分かれます。
ディベートの達人は肯定派にも否定派にもどちらにも回ることができます。ここではディベートの達人みうが自演リンク否定派Aと自演リンク肯定派Bを作り出して討論をさせてみました。
自演リンク否定派A
「googleは自演リンクを嫌っている。検索結果の精度をゆがめるからだ。だから自演リンクを付けるとgoogleはペナルティを与える。コンテンツを充実させることでナチュラルリンクの獲得に力を入れるべきだ。」
自演リンク肯定派B
「そもそもなぜ自演リンクを付けるとgoogleはペナルティを与えるのかを考えたほうがいい。SEO効果が高いからだ。ナチュラルリンクも自演リンクも人が作るもの。ナチュラルリンクのように見える自演リンクを作ればいい。」
自演リンク否定派A
「いかに巧妙な自演リンクを作ってもアルゴリズムの変動でいつかは飛ぶ。」
自演リンク肯定派B
「それは分からない。いつまで経っても飛ばないかもしれない。それにアルゴリズムの変動で飛ぶのは自演リンクだけが原因ではない。飛んだらそのつど対応していくのが現実的だ。」
自演リンク否定派A
「急げば回れということわざがある。時間はかかってもユーザーを満足させるコンテンツを作ることでナチュラルリンクが付くのを待つのが安全で確実だ。」
自演リンク肯定派B
「それは理想論だ。そんな簡単にナチュラルリンクは付かない。ペナルテイを恐れ自演リンクを付けないことでいつまで経っても上位表示できないことのほうが問題だ。」
自演リンク否定派A
「ドメインがブラックリストに載って復活が不可能になったらどうするのか。リスクが高いことが明らかな自演リンクを付けることはバカげている。」
自演リンク肯定派B
「ブラックリストに載っても死ぬわけじゃない。最悪ドメインを取り直せばいいことだ。」
自演リンク否定派A
「ドメインを取り直してもペナルティは追いかけてくる。」
自演リンク肯定派B
「ペナルティが追いかけてこないようにリダイレクトをかけない、Google Search
Consoleを使わないなど元のドメインとの関係性を排除すればいい。」
自演リンク否定派A
「googleをなめてはいけない。関係性を排除したつもりでも突き止められる。」
自演リンク肯定派B
「それは分からない。現に2015年は無風だった。自演リンクを付けないことによる損失を考えるべきだ。」
自演リンク否定派A
「自演リンクを付けても必ず満足する順位になるとは限らない。時間対効果や費用対効果を考えるとやはり自演リンクは付けるべきでない。」
自演リンク肯定派B
「自演リンクを付けてどれだけ順位が上がるのかはSEO対策のスキル次第だ。現実にビッグキーワードで上位表示されているサイトはみんな自演リンクを付けているじゃないか。」
自演リンク否定派A
「自演リンクに依存しているサイトは今は上位表示されていてもいつかは飛ぶ。」
自演リンク肯定派B
「そのいつかが分からない以上、自演リンクを付けることで稼げるときに稼いだ者が勝ちだ。」
自演リンク否定派A
「アルゴリズムの変動があって明日飛ぶかもしれない。」
自演リンク肯定派B
「リスクを恐れて何もしないのなら何も進歩はない。」
自演リンク否定派A
「だから最初に言ったようにコンテンツに充実させることでナチュラルリンクを獲得に力を入れるべきだ。」
(以下堂々巡り)
結論を言うと結論は出ないんですね。なぜなら将来どうなるか誰にも分からないからです。
自演リンクは株式投資と同じようなものです。株式投資をして儲かるか損をするのかそのときは分かりません。自演リンクを付けるなと警告することは株式投資に手を出しても損をするからやめろと助言するようなものです。確かに株式投資をして損をする人は多いと思いますが、その一方で株式投資で稼いでいる人がいることも事実です。だからいくら株式投資は損をするからやめろと言ったところで、株式投資に参入する人は後を絶たない。同じように自演リンクを付ける人はいなくならない。
【おまけ】
A「被リンクって今はぜんぜんSEO効果はないんだろ?」
B「SEO効果がないのは自演リンクだよ。ナチュラルリンクは今でもSEO効果はある。」
A「だったらナチュラルリンクに見える自演リンクを付ければSEO効果はあるだろ。」
B「ダメだよ。グーグルに見つかるよ。」
A「見つからない自演リンクを作ればいいだろ。」
B「ダメだよ。そのときはうまくごまかせても将来必ずgoogleに必ずバレるよ。」
A「君はウソを付いたら必ずバレるような人生を送ってきたのかい?」
B「…」
参考:
自演リンクはやったほうがいい参考:
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